バーチャルオフィスを選ぶポイント

バーチャルオフィスを選ぶ際の検討要素はいくつかあります。たとえば、

  • 個人事業で行うのか?それとも法人として登記するのか?
  • 単にメルマガやウェブサイトの「運営者情報」に記載するだけなのか?

といった点です。では順番に考えてみましょう。

step
1
どんな目的でバーチャルオフィスを利用したいのか

利用目的によって選ぶべきバーチャルオフィスは当然変わってきます。メルマガ発行やウェブサイトの「運営者情報」に記載するだけなら、「郵便の転送」は必要ありませんので、ほぼほぼ最低限のサービスだけのバーチャルオフィスでも十分だと思います。

逆に、法人の登記を行いたいというのであれば、税務署や年金事務所などからの郵便物が月に数通は届きますので、郵便転送サービスが無料で利用できるほうが良いと言えます。

私自身も法人の登記住所としてバーチャルオフィスを使っていたことがありますが、「郵便転送サービス無料」を条件としていました。

バーチャルオフィスを選ぶ際の基準は、行うビジネスによって異なります。ぜひ自分なりのベストチョイスができたらいいですね。当サイトの記事もぜひ参考にしてみてください。

step
2
住所はどこがいいのか

次に考えるのは、「住所」です。

人気の住所はやはり東京都内です。それも渋谷・青山・銀座・秋葉原・品川といった誰もが知っている有名な住所だと「すごいところで仕事をしているんだな」という良いイメージがありますよね。

ただ、前述のステップ1に書いたように、法人利用の場合はどうしても一定数の郵便物の転送が必要となりますので、地方に住んでいる方が東京都内の住所のバーチャルオフィスを利用しますと、郵便物が届くまでの日数がどうしてもかかってしまいます。

それに、法人登記の住所として利用する場合は社会保険に加入することになり、しかも社会保険関係の書類提出先は「事業所の所在地を管轄する年金事務所の事務センター」ですので、地方在住の方がバーチャルオフィスで法人の登記をしますと、正直なところかなり不便です。

一方、単にメルマガやウェブサイトの「運営者情報」に記載するためにバーチャルオフィスを利用するのであれば、東京都内でも大阪でも福岡でもどこでも好きな場所を借りて、情報発信できるというのもなかなか魅力ですよね。